後悔

レン

本日夕方4時頃、うちで飼っていた犬が、ついに天に召されました。
7歳でした、寿命ですね。
名前はラッシュ君でした。


私は朝、おばあさんに、
「犬元気ないねん。 ちょっと見たってくれんか?」
そう言われました。
しかし私は、
「俺が見てもどうすることも出来んやろ、いってくる」
と学校に出かけました。


帰ってくるとこのざまですよ。
後悔しましたねぇ、かなり。
あの時、犬を見ても運命に逆らうことは出来ませんけど、
どうして、どうして頭なり、体なりなでてやれなかったんだろうと。


まぁ、後悔はしましたが、涙は流しませんでした。
犬小屋の前で泣いている妹二人がいるのに。
妹に言われました。
「お兄ちゃんはおかしい。 人間としておかしいよ」
と。


そうなのかな。
確かに、涙を流すことを我慢してたわけじゃない。
ただ、出なかっただけ。
悲しかったけど、出なかっただけ。
おそらくこれは犬に限ってのことじゃないと思う。
身内の誰が亡くなっても、泣かないと思う。
感情の起伏が少ないんだろうな。
悲しくても、泣くほど悲しくない。
腹が立っても、怒るほど腹が立たない。


俺、おかしいんだろうか。


何か、いろいろと、間違ってる気がして