地に足をつけて物事を考えろ

柳下穀一郎の「殺人マニア宣言」という本を読んでみたいと思う。
こんなものを読みたいと言うと、殺人衝動があるのではないかと人間性を疑われるが、
そうではない。
この本には、殺人鬼、殺害する者のことが描かれている、らしいのである。
私は、こういった人種に興味がある。
勿論、殺人は許されることでは無いし、殺された被害者や、その親族達のことは本当に気の毒だと思う。
ただ、純粋に殺人鬼達の精神状態が知りたいのだ。
今、私が一番知りたいのは、長崎小6女児殺害事件の容疑者の精神だ。
精神鑑定の結果では精神疾患と判断されなかったようだが、
詳しく、その判断基準や質問内容、容疑者の回答などを知りたい。
そして、その結果から決して目を背けたくないのである。


もう一度言っておくが、私に殺人衝動などはない。
この世から法という律するものが無くなったとしても、私は決して殺人を犯さないだろう。
死んで欲しい人間がいないから、ということもあるが、
やはり人間、死ぬ時は恐怖するものだからだ。
その時の相手の気持ちを考えると、絶対実行出来ないだろうと思う。


なぜなら私は、相手の顔色を常に伺い、機嫌を損なわさないように生きている、小さな人間なのだから。